2010年5月3日月曜日

桜の街

現在、桜が満開です。昨年、一昨年は暖冬でGW 前に桜が散ってしまい、観光客のみなさまが所在投げに葉桜を眺めてお帰りになる、ということが続いていたのですが、今年は、4月に入ってから気温が低い日が続いたこともあり、桜の開花期がちょうど大型連休にぶつかりました。いつもの静かな弘前とは趣きが変わり、街は春を迎えた喜びに浮き立っています。

弘前に住むようになって5回目の桜の季節を迎えましたが、今年の桜はひときわ美しく見えます。直前まで寒かったのに一気に気温が上がって咲いたのがよかったのか、はたまた、私の気持ちがくたびれていて、ざらざらした心に、花の風情が一段と染み渡っているのか(笑)は、定かではありませんが。

デジカメも買ったことですし、大学への行き帰りに寄り道して、弘前公園や最勝寺の桜を撮影しましたので、皆さんに桜のおすそ分けです。この春に弘前を離れた方々、ホームシックにならないようにご覧ください(笑)。


旧青森銀行の建物と桜です。弘前は洋風建築の建物も多く、街に風趣を添えています。








 東門のほうから眺めた本丸の光景です。











お約束の絵葉書らしい位置から撮影した天守閣の光景です。弘前城のもともとの天主は焼失してしまい、現在のものはもとは櫓だった建物らしいので、実はそれほど勇壮には見えないのですが、それでも桜の中だと映えますね。







本丸から眺めた岩木山です。こちらに住んでいる方とお話しすると、やっぱり、岩木山は津軽の「心の山」なんだなあ、と感じることがあります。







毎年写真を撮っているので、何となく気に入った撮影スポットというのもできてきました。これはそのひとつの場所で、北の郭からの写真です。この一画は穴場なのか、いつもあまりこんでいないので、ゆっくり撮影することができます。






 夜はこんな感じです。









 お濠端の見渡す限りが桜、という豪勢さ。









桜のトンネルの付近も、ほとんど満開です。









夜の本丸です。雲から洩れる月光がいい感じです。










二の丸の杉の大橋からの夜景は絶品だと思います。








お城の中を歩いていると、観光客の方々の感嘆の声があちこちから聞こえてきます。 正直に言ってここまでのものだと期待していなかった、という方が大半だったのでしょう。私も弘前にきて最初にこちらの桜を見たときに、そのスケールに驚いてしまった記憶があります。津軽の人たちはどうも宣伝べたなのか、こんなに凄いものが他の地域に伝わっていないようで、ちょっともったいない気もします。とはいえ、弘前のキャパシティから考えると、あまりにも多くの方々を受け入れるのは難しいかもしれません。しかも、相手は桜で、こちらの都合のよいときに開花してくれるわけでもありませんし。まあ、私がここに住んでいる特権で、毎年、これほどのものを見ることができるのがラッキーである、ということなのでしょう。


お城から大学に向かう途中に最勝院というお寺があり、とても美しい五重塔があります。








この時期は桜に美しく映えます。









見上げた様も絵になっています。









などと、写真を載せると、すっかり弘前の春を満喫しているみたいですが、文中、「寄り道して」とか、「大学に行く途中に」とか書いてしまっているように、実は、ここ数日、お城に寄って桜を見た後、大学に行って、夜まで講義の準備をして、気が向いたら夜桜を観に行く、という毎日なのです(泣)。せっかく、年に一度の美しい季節なのだから、もっとゆっくり、花と相対したいものですが。