3月に帰省していたとき、ヨドバシアキバ店のタワレコでCDを漁っていたら、Now Playing で、このアルバムがかかっていて、ふーん、いいじゃないか、と思ってジャケットをチェックして、購入しました。この頃、研究室で、無理やりにでもテンションをあげたいときにかけています。ということで、今日もそうだったのですが・・・。
ブラジル音楽が好き、といっても、どちらかといえば、シンプルでオーソドックスなものが好みなので、今まで、セルジオ・メンデスには興味がありませんでした。それでも、購入して一聴したとき、セルメン(セルジオ・メンデスの略称)凄い!!と、思ってしまいました。最近、彼は、ブラック・ミュージックを取り入れることで新境地を切り開こうとしているそうなのですが、長年、アメリカでブラジル風売れセン音楽をやってきた面目躍如、といったところで(笑)、適度にブラジル風、適度にイマ風、適度に親しみやすい、というバランスがいかにも心地よいのです。
これだけのベテランのミュージシャンになると、もう、すっかり固まってしまって、下手をするとムード歌謡的コテコテ(それはそれで面白いときもあるのですが)をやりだしかねないのですが、ブラジリアン・フレイバーを聞かせながらもダンサブルで、ラップなんかも入っていたりして、それでも、無理して、「果敢な挑戦」や「年寄りの冷や水」(笑)をしているわけでもなく、いたって自然体です。メロディーもとても親しみやすく、大抵、2,3回聴くと覚えてしまうくらいなのですが案外聴き飽きしません。帽子をかぶったジャケ写は何だか関西の漫談家さんみたいですが(笑)、音楽は格好いいじゃないか、と思って聴いています。
数日前、ローソンで、このアルバムの中の曲がかかっていました。私の買ったアルバムがコンビニのBGMになるなんて珍しいことです(笑)。
そして、この一見軽いアルバムの中に、どん、と、ミルトン・ナシメントをゲスト出演させて、それでも違和感を持たせないあたりも凄いです。