2010年7月25日日曜日

飄々としなやかな生き方

森毅先生がお亡くなりになったそうです。

もちろん、直接の面識があったわけではないのですが、お書きになったご本から学んだことは多かったように思います。ああいうふうになりたいなあ、と思える大人の一人でした。

著書の中で一番最初に読んだ本でもあり、初心な高校生が単なる受験対策本だと思って開いたら、本当はとんでもなく深かった、という「数学受験術指南」(中公新書)は、思い出深い本です。この本について、HPに、こんな紹介を書いたのですが、その後、何人かの(数学科や理系とは限らない)お知り合いの方々から、自分もこの本によって数学への気持ちが変わった、という話を伺いました。

現在、品切れで増刷されていないみたいですね。 この本を読むきっかけになりえない分だけ、今の受験は、私達の受験生時代より不幸なのだと思います。

森先生のご冥福をお祈りいたします。