ちょっと前に、「若き日の友情 -辻邦生・北杜夫往復書簡」(新潮社)を読んでから、再び思い立って、長い間積読していた、辻邦生さんの「モンマルトル日記」(集英社文庫)、「薔薇の沈黙 - リルケ論の試み」(筑摩書房)を読んでいました。昨日、唐突に出てきたリルケの文章の抜書きも、「薔薇の・・」に引用されていて、いい文章だなあ、と、思ったのでした。
また、最近、ビル・エバンスのアルバムの中で、今まで聴いたことがなかった、ジョージ・ラッセルとの「リビング・タイム」(CBS)や、クラウス・オガーマンとの「シンパイオス」(MPS) などを購入してみました。
ビル・エバンスをBGMに辻邦生を読んでいて、そういえば、二十歳くらいのときの一人の時間は、かなりの割合で、この組合せだったなあ、と、思い出しました。
進歩が無いといえばそれまでなのですが、それでも、20 年経っても味わうことができるものに若いうちに出会えたということは幸運だったのだろうな、とも思います。