2010年12月6日月曜日

いろいろある

1コマ目は「線形数学」の講義です。今日、何とか、線形写像のあたりを終わりにして、計量線形空間の解説に入らないと、今年度の予定が厳しくなってきてしまいます。

ということで、本当は念入りに解説したい、線形写像の行列表示の話が、駆け足になってしまいます。前に  講義の準備をした、と騒いでいたのは、基底の変換に応じて、線形写像の行列表示がどう変わるかを解説して、それを通して、行基本変形や行列の対角化を説明する、というあたりの話だったのですが、結局、行基本変形の話をして、行列のランクと線形写像のランクの話の関係のあたりをさらっとコメントするくらいで終わってしまいました。

90分講義をするのは(特に、現状の高速説明・高速板書では(笑))かなり体力を使うので、終わったら、しばらくの間はへたばっているのですが、今日は、このあと、ひっきりなしに予定が入るので、休憩もそこそこに、ホームページの更新をしました。

昼休み終了後、3コマ目が始まってから、3,40 分程度、予約があった学生さんの質問を受け、その後は、16:00 から行われる、現在の3年生向けのガイダンスでの説明をする準備をしました。今日は、ガイダンスと、合格した4年生の方々の体験報告会が行われます。

ここ2年ほど、教員採用試験を受験した学生さん達の結果を集計する仕事をさせられているので、その辺の状況や、今年忙殺された支援講座の説明をするようにと言われていて、ここ数日、支援センターから来た資料を入力しなおしたりしていたのでした。

昨年、データの整理を命じられたときに、最初に貰った、前年の担当の方が使っていた(?)と思しき集計表のフォーマットが、受験者数や合格者数を、「延べ」と「実数」(つまり、ひとりで2つ合格している方を「2」と数えた場合と、「1」で数えた場合)に分けて集計したり、「校種別」や「課程別」の集計があったりと、なかなか凝っていて、しかも、それらが全て手計算で集計してから、入力されていたみたいなので、エクセルの関数を使って入力したら合計が求まるように書き換えたのですが、そのために、いろいろな場合分けを設定しなければならなくなって、おそらく、私にしか何をやっているかわからないようになってしまい、2年間、100 人くらいの教員採用試験の結果をほとんど一人で入力しなければならなくなってしまいました。結局、楽になったのか、大変だったのか複雑な心境です(笑)。こういう事務的な細かいこと、というのは、結局、担当する人がやりやすくすると、その人にしかわからなくなって、うまく引き継げなくなっていくようです。

延々と時間をかけて集計する破目になって、それらを 80 部ばかり印刷して会場に行ったら、150 人ほど入るはずの教室のほとんど全ての座席に学生さんがいて、あまりの混み具合にびっくりしてしまいました。おそらく、昨年の似たような催しでは、こんなに人が入っていなかったと思います。

例年そうなのですが、この時期は、3年生の方々も、教員採用試験のことが気になり始めるので、ガイダンスや支援講座が非常に混みあうのですが、しばらく経って4年に入ると、就職支援委員会が実は大して役に立たない、ということがばれてしまうのか(笑)、だんだん、講座の参加人数が減っていく傾向にあります。

今回のガイダンスのメインは、教員採用試験に合格した4年生の方々の体験談なので、私のほうの話はなるべく手短にということで、7、8分程度で話をしました。これだけの話に大変な手間をかけて準備してしまうので、時間がいくらあっても足りなくなってしまうのですが(笑)。

話が終わるのもそこそこに、他の委員の先生にもお願いして、足りない分の印刷物を、同じ建物の印刷室にコピーに行きました。同行してくださった先生が、すばやく走り回ってくださったおかげで、足りない分を時間内にコピーすることができました。

合格報告をしていただいた4年生の方々には、一人5分くらいで、とお願いしていたのですが、やはり、それでは足りなかったようです。皆さん、大変な1年間を乗り越えてきたので、話すべきことが沢山あるのだなあ、と、いう感じが伝わってきました。このように、採用になった先輩方を現実に目にして、その声を聴いた、ということは、これから教員を目ざす3年生の方々にとって、自分の1年後を重ね合わせて考えるよい機会になったことと思います。ご協力いただいた4年生のみなさん、有難うございました。

その後、ガイダンスに出ていた私のゼミの3年生、修士1年生と、研究室で少し演習をしてから、夕食に行きました。修士に1人、3年に1人とゼミ生が入ったので、少し前から、一度一緒に食事でも、という話をしていて、ちょうど、今日、都合がよかったのでした。何を食べたいか聞くと、なぜか、チャーハンが食べたい、というので、駅のほうにある中華料理店に行きました。適当にチャーハンを含む何品かを注文して、料理がやってきたら、思ったよりボリュームがあって、少したじろいでしまったのですが、若者2名は頑張って食べ続けて、話も弾んでいました。

食事も中ごろで、めったになることのない(笑)私の携帯電話が鳴っていたらしく、着信履歴を見ると、ゼミの卒業生の方からでした。慌てて席をはずして、電話して、とりあえず、久闊を叙してから(笑)、ところでどうしたの?、というと、実は、質問されたんですけどどうしてもわからない問題があるので、ブログ読んでいると大変お忙しそうで申し訳ないんですけど、センセイ、考えていただけませんか? ということだったので、ああ、いいよ、送ってもらえたら考えるから、と返事をして、それから、少しの間、近況を話し合いました。このところ、大抵、夜は一人で仕事をしているので、他の日だったらもう少しゆっくりお話できたのですが、滅多にない、他の方々との会食の最中に、久しぶりの方からの電話が重なってしまいました。まあ、タイミング、というのもそんなものなのかもしれませんが。

食事の席に戻ると、若者達は、順調に食事を平らげていました。店員の方がラストオーダーを聞きにきたので、デザートを注文しました。それらが運ばれてきて、しばらく談笑していたのですが、店の中に我々以外のお客さんがいなくなり、店員さん方から、早く終わりにしたいオーラが発散されてきたので、閉店 30 分前にも関わらず、店を出ることにしました(笑)。

それでもちょっと話し足りないかなあ、ということになって、近くの 24 時間営業のファミレスで、ドリンクバーと再びデザートをとって、延々と話をして、0:00 頃に解散しました。

家に帰ってメールを開くと、先ほどの卒業生の方からの問題が届いていました。初等幾何の問題です。最初、ぱっと見ただけではわからず、うーん、確かに難しいのかなあ、と思って、真面目に図を描いて考え始めることにしました。

私たちの世代の数学教育は、いわゆる、「現代化」の名残があったころで、比較的、初等幾何が手薄だったので(と言い訳していますが(笑))、実は、私自身、それほど得意な分野ではないのですが、こちらに来て、ゼミの学生さん達の教員採用試験の問題に付き合うようになって、少し腕を上げました(笑)。

梃子摺りそうだなあ、というときには、図はボールペンでなるべく綺麗に書き、補助線や書き込みはシャープペンシルで記入して、行き詰ったら消しゴムで消してやり直す、という方法がいいようです(笑)。

そうして、気合を入れて図を描き終わった矢先に、あることに気づいたら、すぐ解けてしまい、図を描いたことが無駄骨折りとなってしまいました(笑)。

早速、連絡のメールを書き始めたのですが、私の知っているその方の携帯のアドレスがパソコンからのメールは受信拒否になる設定なので、携帯電話で文章を打ち始めたら、

携帯電話で、「2:3」 の 「 : 」 って、どう入力するんだ・・・?

などということのほうがわからず(笑)、すっかりオジサンな私は、携帯のメールを、未だ使いこなせないことをまざまざと思い知らされてしまいました。

そんなこんなで、問題を解くまで 15 分、メールを書くまでに 30 分くらいの時間を費やし(笑)、何とか、お知らせをすることができました。

これから、もう一つ、仕事関係のメールを書いて、今日は終わります。

いろいろなことがあった日でした。