2011年1月8日土曜日

オーディオ

しょっちゅう、音楽のことで知ったかぶりを振り回しているのですが、実は、それほどオーディオに関心がありません。偉そうなことを言っていても、聴覚が繊細ではないのかもしれません(笑)。こちらで一人暮らしをする前は、CDラジカセでジャズを聴いていたくらいです。

周りにも、アンプひとつ、スピーカーひとつ、ヘッドフォンひとつにこだわっているオーディオ好きな方がいて、違いのわからない私にとってびっくりするような高価なものを使っていることがあります。それで、カメラとオーディオには近づかないでおこう、と、ずっと思っていたのです。

それでも、こちらで暮らし始めるとき、少しはいい音で音楽を聴いてもいいかな、という気分になり、もしかしたら映像も見るようになるかもしれないな、とも考え、ホームシアターシステムを物色してみようかという気分になりました。

秋葉原のヨドバシカメラに行って製品を眺めていたら、店員さんが、何かお探しですか? と声をかけてきたので、この程度の値段で、音楽がメインで、ひょっとすると映像もみるかもしれない、くらいのものを考えてるんですけど、と言うと、よくお聴きになるジャンルは何ですか、と聴かれ、ジャズです、と、答えると、それならお客さんみたいな方にちょうどいいのがあります。と、とある製品の前に案内されました。音の良さについて、特に、ジャズ向きである理由について熱弁をふるわれて、最後には、これはですね、自分でアンプやスピーカを選んで組み立てもうまくいかない方が還ってくるような機械です、とまで、エスカレートしていきました。

当初は他のモデルを考えていて、それよりもこちらのほうが高く、何よりも、コンパクトなのはよいのですが低音用のウーファーもついていて、これから住む部屋の家具の配置が決まっていないうちに、これを選ぶのは危ないかな、と、思ったのですが、勢いにおされて、最悪、ウーファーは机の下にでも置けばいいか、と、ちょっと思い切って、そのシステムを買うことにしました。まんまと乗せられた、というとそれまでなのですが(笑)、ちょっと言い訳をすると、その店員さんの推薦のしかたが、単に、より高いものを買わせればいいや、という感じではなく、プッシュしている製品が気に入っている様子がありありと見えたので、こちらも、そんなによいものなのかなあ、と思えたのです。

引っ越してから、これで音楽を聴いてみると、さすがにCDラジカセとは違うなあ、というくらいしかわかっていないといえばそれまでなのですが(笑)、それでも、比較的コンパクトな割には、随分よい音のように思えます。特に、サックスやトランペットの音がリアルになり、そのことで、今までわからなかったプレイヤーのよさがわかるということもありました。相変わらず映画に興味がなく、本来、2.1 チャンネルながらもサラウンドのはずなのですが、ごく稀に音楽関係の映像を見る以外は、オーディオのみに特化して使われてしまっています。それでも、これだけ大量に音楽を聴いたとなれば、十分、元は取れたといってよいでしょう(笑)。

このシステムは私が購入した発売当初は、結構評判がよかったらしく、 オーディオ関係の雑誌で賞をとったりしたらしいのですが、後継の機種がひとつ出た後、もう類似のモデルは出ていないらしいです。

私のほうは、5年間、特に何の不満もなく、音楽を楽しんでいて、相変わらず、それ以上オーディオに凝ろうという気はおきていないのですが。