BNLA シリーズの CD が1枚 1000 円で再発されていて、そのラインアップの中にアール・クルーの "Earl Klugh" と、"Living inside Your Love" があったので、またもや衝動買いしてしまいました。 中学生の頃によく聴いていて、かなりのナンバーは耳タコになっていたので、ずっと、改めて CD で買わなくてもよいか、と思っていたのですが、これだけ廉価になると、それならば、という気持ちになってしまって、気がつくと却って大量購入している、という、ほとんど、レコード会社の思う壷になっています(笑)
10 代当時、もちろん、そうそうアルバムは買えませんでしたから、こういう音楽が流れていそうな FM の番組を一生懸命エア・チェックをしてカセットテープで聴いていました。などというのは、もはや過去の風景で(笑)、昔の音楽の聴き方になってしまいましたが。そういえば、今の若い人はカセットテープなんて知らないかもしれませんね(笑)
ギターを弾き始めて、ナイロン弦の音色はとても好きだけど、クラシックしかないのはちょっと寂しいなあ、と思っていた頃、エレクトリックのバンドやストリングスをバックにナイロン弦のギターでソロをとる、 アール・クルーの音楽に出会ったのはとてもタイムリーでした。よくも悪くも、早いうちからスタイルが確立している人なので、ずっと同じような音楽をやっているような印象があり、ここしばらくはあまり熱心なリスナーではなかったのですが、改めて聴いてみると、もう 30 年近く経つのに、私にとっては、全然古びていないように思います。
当時、ピエゾのピック・アップが開発されたり、録音の技術が進んだり、という、テクノロジーの進化がこういう音楽を可能にしたので、アール・クルーはちょうどタイミングがよかっただけだ、と言わんばかりの評価もあったように思いますが、その後、追随したギタリストの大部分が何となく消えてしまった一方、彼は健在で質の高い演奏を維持しています。スタイルの新奇さに負けない音楽性があったのだといえると思います。