2012年12月13日木曜日

油断できない

狭い弘前の街で密集して暮らしているので、レストラン、コーヒーショップ、本屋さんなど、あちこちで学生さんらしき人を見かけます。外食しているときなど、近くのテーブルから学部の先生のお名前が飛び交う会話が聞こえてきて、ああ、○○講座の学生さん達なんだな、と気づくこともあります。

逆に、知らないうちにこちらも気づかれている可能性もあるわけですが、以前よりその心配は少なくなりました。というのも、数年前までは、年間5コマだけとはいえ、小学校専門数学という130 名ほどの学生さんが受講する講義を受け持っていたうえ、一般教養の行列の講義も大人数だったので、私が顔を覚えることができなくても学生さんは知っている、ということが多かったのです。 現に、本屋さんのトイレで隣り合った若者から、スウガクのセンセイですよね、講義とってるんです、と、声をかけられたことや、ファミレスのアルバイトと思しきウェイターさんが、たぶんこちらのことを知っているんだろうなあ、という雰囲気だったりしたことがあります(笑) 数学講座の学生さんのようにお互いが顔見知りのときよりも、落ち着かない気もします。

今日は、例の如く、演習の学生さん数名の試問をして、来週の群論の試験に備えた質問に来た学生さんと世間話をして試験勉強の時間を奪い取り(笑)、その後、試験問題を作成したりして、ふと気づいたら、クラブワールドカップまで見逃してしまったという痛恨の時間帯で(笑)、夕食を作る気力もなくなり、ファミレスで外食することにしました。

案内されたテーブルの背後に学生さんらしい一団がいて、夢中になって話している言葉の断片が、教員採用や学科の講義やゼミの話らしく、ああ、教育学部の学生さんなんだなあ、と、思いながらも、私のことは知らないだろう、と、高をくくって、ぐたっと食事をしていたら、でも数学ってどうなんだよ? というような会話が混ざっていて、おやっ? と思ってみると、どうやら、背中合わせになって顔が見えない位置に座っている学生さんが数学教育講座の方らしい、ということに気づきました。その方も気づかなかったのか、気まずいから黙っていたのかよくわかりませんが・・・(笑)

何となく落ち着かなくなって、そそくさと食事を済ませて店を出ました(笑)