2013年6月9日日曜日

四捨五入したくない?

今日は誕生日でした。若いとき、自分が 45 歳になったらどうなるか想像もつかなかったのですが、こうなるのですね(笑)

もうオジサンなんだ、と自分に言い聞かせるために当時のブログで大騒ぎをしていた(笑)5年前の 40 歳の誕生日のときはこんな感じに、 厄年を脱出した(でも、余り状況は変化しなかったようですが・・・(笑)) 42 歳のときはこんな感じ に祝っていただいた、もしくは、イジられた(笑)ことをを思い出して、当たり前なのですが、もう、その時の学生さん達は、みんなあちこちで社会人しているんだよなあ、と、思うと、時間が経ったなあ、という感慨が強くなります。 当事は校舎の改築前で研究室も移っていなかったし、と、考えてみるとなおさらです。

この頃は、"nevermore" と書かれたドアがばたばたと閉まってゆくのを、あらら、と思いながら眺めているような感じです。10 代の頃、本を読んだり、音楽を聴いたり、絵を見たりするのは、勿論、そのこと自体が楽しかったということもありますが、その一方で、こうして感性を鍛えておけば、将来、素晴らしい瞬間に出会ったときにそれを深く味わうことができるのではないか、という淡い期待があったような記憶もあります。結局、それらは単なる道楽に成り果て(笑)、実生活のほうは、何の変哲も無く、のほほんと過ごしているなあ、という嘆息を禁じえません。 

いつかはきっと
いつかはきっとと思いつづける
それがきみの冒した間違いだった
いつかはない
いつかはこない
いつかはなかった
人生は間違いである
ある晴れた日の夕まぐれ
不意にその思いに襲われて
薄闇のなかに立ちつくすまでの
途方もない時間が一人の人生である
(長田弘 「間違い」 -『一日の終わりの詩集』(みすず書房) より)

という詩を読んで、身につまされたりしています。

とはいうものの、もし、それならばもう1回やり直してみる? と言われたら、うーん、きっと、結局、同じドツボにはまるのだろうし(笑)、あれを繰り返すのは、それはそれでしんどいなあ、と、思ってしまいそうですので、まあ、それなりに満足して暮らしてはいるのでしょう。