2010年9月3日金曜日

函館の1日目

けれども僕はそのためにはどこかへ行かなければならなかった。マドリッドへ、リオへ、サマルカンドへ。

というほどのこともないのですが(あ、わかる人だけ笑ってください(笑))、

函館に行ってきました。

心配していた天気ですが、1日目、朝 7:00 頃に弘前を出た頃に薄曇りだった空が、青森で 8:40の「白鳥」の出発を待つ頃にはその暗さをどんどん増してゆき、挙句の果ては、土砂降りといってよいほどの雨になりました。

蟹田付近の海の様子です。








そんな中、人生初の青函トンネルをくぐりぬけました。北海道に上陸してからも、相変わらず、雨足が強く、やれやれ、これでは休日どころではないかなあ、と、半ば諦め気味で函館に到着しました。おそらく、5,6年ぶりのはずなのですが、このまま、豪雨でせっかくの滞在が台無しになるのではないか、と、そちらのほうが心配で(笑)、全然気持ちが弾まないスタートです。

とりあえず、駅近く、朝市の中のどんぶり横丁で昼食のうに丼を食べながら雨足が弱まるのを待ち、ひさしぶりの市電に乗って、五稜郭の近くの道立函館美術館まで行きました。

市電が五稜郭前に着いた頃は、ちょうど雨足が止まったときで、この隙に、と慌てて美術館のほうに向かいました。

到着してみると、なかなか立派な美術館です。









後から五稜郭タワーに登ったときに写した分ですが、上から見たらこんな感じです(笑)。








美術館に入ってみると、鑑賞する人がほとんどいません。とてもゆっくりした気分で絵をみることができます。実は、美術館が空いているときは、「平日、雨の日、午前中」と言われていて、さすがに午前中には間に合わなかったのですが、平日(金曜日)のうえ、この悪天候ですから、観に来る物好きもそれほどいなかったようです。

長谷川潾二郎の絵は、期待していた以上に印象深いものでした。そして、もうひとつ、彼が絵を描く合間、折に触れて記した文章について、いろいろと感じることがありました。そういうことは、時間があったら、回を改めて書いてみたいと思います。

といって、書かずじまいになる可能性も高いのですが(笑)。

2時間半ほど堪能して、充実した時間を過ごすことができました。

それでも、まだ3時過ぎなので、せっかくだから五稜郭も見てみようかなあ、と思い、前述のとおり、観光気分で五稜郭タワーに登りました。


タワーから写した五稜郭の写真です。 







展望台からの景色を一通り眺めたあと、五稜郭公園を散策しようと、中に入ってみました。すると、整備中らしく、ほとんどの区域にロープが張ってあって歩くことができません。唯一歩けるエリアを行くと、つい最近オープンしたらしい、函館奉行所を復元した建物にぶつかりました。



入館料を払って中を見たのですが、やはり、真新しい建物で、史跡という感じがないので、ちょっと拍子抜けです。







そんなことをしている間も、断続的に雨が降ったり、止んだりという感じですが、せっかくなので、五稜郭の外側の散歩道になっているところを一周してきました。

その後、再び、市電に乗って、函館駅近辺に戻ってきました。とりあえず、駅の建物にある喫茶店らしきコーナーでコーヒーを飲んで一息入れて、さて、そろそろ宿に落ち着くか、と、思って店を出ようとしたら、私に向かって挨拶をする方がいるので、えっ? と思ったら、学部の事務長さんでした。そういえば、朝、こちらに来る「白鳥」の車内でも、教員採用試験を受験しにいくと思しき、対策問題集などを眺めている方がちらほらいたりもして、私が、仕事から遠く(?)離れたつもりになっていても、函館、というのは、実は、弘前あたりの人々にとっては、むしろ身近な土地なのかもしれません。

後から考えると、湯の川のあたりで温泉に浸かる、とか、元町あたりで景色のよいところを探す、という選択肢もあったのですが。交通がわかりやすいのと、朝市に朝食を食べに行くときの便利さを考えて、駅の近くに泊まることにしました。


それでも、窓からは、 これくらいには海が見えたので、ロケーションはまずまずでした。








と思って、窓からの景色を眺めていると、写真のような屋根が目に入りました。つまり、この文章が読めるのは、私が泊まった近辺のホテルしかないので、そこのお客さん向けの宣伝なのでしょうね(笑)。 ということで、私が泊まったホテルと、このお店がどこなのかは書かないことにしますが(笑)。