講義も中盤に差し掛かり、そろそろ、一度試験をやろうかという時期で、合わせて、レポートや練習問題をどのように出題するかを考えなければならなくなってきました。
例年、前期は、月曜日に教育学部相手の初等整数論、火曜日に人文・教育・医学部保健学科・農生相手の一般教養の行列の授業を担当することが多く、同一人物担当の講義で連日試験というのも酷かなあ、とも思いますし、かといって、期末試験との範囲のバランスを考えると、あまり早すぎたり、遅すぎたりしてもよくありません。私の場合、一度レポートを解いていただいて、試験では、少なくとも単位をとれる最低限のレベルまではその類題が解ければ大丈夫、としているので、レポートの出題、締め切り(と同時に解説をHPに掲載するので)を考えながら、2科目分の試験の日程を按配する必要があり、この時期にうっかりしていると、レポートを出題し忘れたり、試験についてアナウンスするのを忘れたりして、あとで調整するのが大変になってしまいます。
かくして、レポートの出題ラッシュが続き、ぼつぼつ、質問に来る学生さんも現れはじめました。大抵の年度、最初のほうに質問に来る方は、数学教育講座以外の学生さんが多いようです。数学教育講座の方々はそれなりに顔見知りになってきていて、お互い教えあっているのかもしれませんし、自分だけがわかっていないのではなくみんなわかっていないんだ、と気づいて安心しているのかもしれません(笑)が、教育学部の他の講座の方や、あまり聴講者が多くない学部の方は、友達を頼れない上に、分からないことに不安を感じることもあるのかもしれず、おそるおそる、直接質問に来ることになるのかもしれません。もちろん、こちらとしては大歓迎なのですが(笑)
数学教育講座の1年生は、月曜日の数論の講義の前の時間に行われる、論理や集合に関する講義も必修になっています。今年度、4月から新たに赴任された先生がきちんと演習をして、とても熱心に指導してくださっているらしく、私の方は、きめ細やかさで完全に水をあけられてしまっているようです(笑) 勢い、学生さん達の気持ちもそちらに集中しているのかもしれません(笑) 論理や集合の言葉が使えないとこれからの大学の数学を理解することができないくらい大切なことで、来年度以降の線型空間や群論の講義でもとても助かりますので、私としてもそれは有難いことです。
ということで、今年度は、まず、論理と集合の勉強をしてもらって、私の初等整数論のほうに手が廻らないかたは来年度もありますから ・・・というわけにはいかないでしょうね(笑)