・・・です。
まずは、2コマ目、ぐずぐずと考えていた群論の講義です。 大体、念入りに準備しすぎると、気づかぬうちに内容が盛りだくさんになる上、1回ごとにレポートを出題することにしたので必要な範囲まではどうしても進まなければならないので、最初からかなりボリューミーになってしまいました(笑) 1コマごとにどれくらい進むか、という読みをしっかりしないと、各回ごとにレポート出題するのは難しそうで、また自分で勝手にハードルを上げてしまったなあ、と、ため息をついて、最初の時間が終わりました。
4コマ目の代数は、昨日もちょっと書きましたが、 受講者に応じて話題を変えるつもりだったのでガイダンスだけにしました。高校で複素数を勉強することになったことだし、複素数平面の幾何でも、と予定していたのですが、高校の先生を志望する受講者がいなかったら意味はないかなあ、と危惧していて、さらには、ひょっとして、受講者なしで開講しなくてよくなるのではないか、と、密かに期待もしていたのでした(笑) 教室に行ってみると、あにはからんや、普通に学生さんがいて、話してみると、シラバスどおりの内容を受講するつもりでいたので(って、まあ、驚くことではないのですが(笑))、それならば、次の時間から本格的に講義をします、ということにして、あとは、簡単に事務連絡をして、終了にしました。こんなことならば最初から講義をすればよかったかなあ、とも思ったのですが、来週が休日なので、1回話をした後、間があいてしまうよりはいいかもしれないな、と、考え直すことにしました。というと、さっきの群論はどうなんだ、ということになって、完全に話が矛盾しているのですが・・・(笑) 講義を終わりにしたあと、4コマ目の講義に、今度、私のゼミに配属になった学生さんが出席していたので、来週以降のゼミの日程を打ち合わせました。
今期の月曜の3コマ目に、解析の先生が関数論を講義されるので、以前から、ダブらないように話題のバランスをとって、複素数関係を充実させようと相談をしていました。それで、こんな感じでした、と、報告に伺うと、関数論の受講もほぼ同じ顔ぶれとのことで、当初の計画通りに講義を行うことにしました。 その後、四方山話、というか、数学の話になり、以前、その先生が考えておられることに関係する関数について、確か、こんな本があったと思うんですけど、というようなお話をしたことがあったので、そういえば、この前ニシザワさんが言ってた本にこんなことが出ててさあ、と、その後の進展をお話していただきました。現在学部長を勤められていて、今日も、最近は会議するために大学に来ているみたいだ、とぼやいていたのですが、それでも数学しておられるのは凄いなあ、と、思います。そういえば、前の学部長の先生も数学(幾何学)がご専門だったのですが、道で出あって、こんにちは、とすれ違おうとしたら、そういえばこんな環があるんですけどこれはネーター環になりますか? と、エセ代数の私が立往生するような質問を時候の挨拶のように振ってきて(笑)、しどろもどろにその場を切り抜けた後、研究室で調べて考えて、再び報告に伺ったことがありました。 激務の合間でも数学できるくらいではないと、学部長は務まらないのだなあ、と、感心することしきりです。
研究室に帰り、引き続いて、水曜日に始まる2年生の演習について作戦を考えていました。前期に受け持った3年生の演習は、卒業研究と込み、という扱いで独立には単位にならなかったのですが、今度担当する学年からカリキュラムが変わり、こちらは正式な演習になっています。1年の後期に微積分、2年の前期に線型代数の演習をしているようなので、今期は論理や集合について演習をしようかと漠然と考えていたのですが、どういう問題をどういう構成で行えばよいか絞りきれないままだったのでした。何度かここでも書いたのですが、ぐずぐずと考えていても、結局、直前まで動きがないままで、だからといって、放っておいて直前に始めても物にならない、というのが私の悪いところで、今回も、ようやくここになって、形がみえつつある、という感じになっています。 こうして、いやだなあ、とか、めんどうだなあ、とか思いながら、のったりと時間を使ってしまって、結果、時間が足りない、と騒いでいるあたりが、有能でない所以ではあります(笑)