2010年6月12日土曜日

人のせいにするな

何とか一仕事終えて、この週末は、待望の休日です。上京して、美術館に行って、コンサートを聴いて、実家に泊まって、千葉にいる卒業生のみなさんと会って、と、いろいろと楽しみなことが並んでいます。

ここ2週間、休日もないままの激務続きでくたくたな上で苦手な早起きも何のその、これから昼過ぎに東京に着くまでは電車の中で寝て行けるからいいだろう、と、こういうときはポジティブ・シンキングです。

7:06 発の「つがる」で弘前を発ち、爆睡しているうちに、八戸に着きました。いつもの出張は、大抵3,4泊でノートパソコン持参で荷物も多く、座席は指定でも、網棚が空いていないと不自由するので、早めに乗り換えるのですが、今回は1泊のうえ、実家なので着替えなども必要なく、荷物が少ないので、それほど急がなくてよいか、と、思って、人混みに入ってゆっくりと移動していたのが仇になりました。

東北新幹線のホームに移動する際、自動改札機に乗車券と、乗り換え前後の特急券を入れるのですが、何か機械の調子が悪そうです。改札をでたあたりで、団体らしい大勢の方々が何だかがやがやしています。私も、取り出した切符を眺めてみると・・・・

私のではありません。

機械の調子がおかしく、切符の出てくるのが遅くなっていて、みんながそれぞれ自分のとずれた切符を受け取ることになってしまっていたのでした。

慌てて、駅の係員に、これ、違ってるんですけど、と言ったら、しばらくお待ちください、と、言って他の駅員のところに行ってぐずぐずと相談しています。そのうえ、改札機の機械のふたを開けて、回収した切符を引っ掻き回し始めたりしています。

そのうち、自分のものではない切符をとってしまった方々が改札口に集まってきました。そのうちの一人が、私が改札機から取り出して駅員に渡した切符を見て、ああ、これは自分のです、と、いって慌ててホームに向かっていきました。

かくして、私ともう一人の方が、切符が戻ってこないで駅員がまだ改札機を引っ掻き回している 改札口に取り残されてしまいました。発車2分前になって、指定席がどこだか覚えてます?と聞かれました。 もう一人の方は連れのかたがいたようで、携帯電話で席を確認して、その席の指定券を再発行するということになったようです。私のほうは、覚えていない、と、答えると、じゃあ、3人がけの真ん中になるけどいいですか?と言われてしまいました。ああ、せっかく、ゆっくり寝ていこうと思ったのに、と、がっかりしたのですが、ここで、次の特急を待ってもしょうがないので、しぶしぶ承知しました。すると、書類みたいものに何やら書き込んで、それを渡されました。その時点で発車1分前で、そのままダッシュでホームを駆ける破目になりました。まだ、私は何とか走ることくらいはできるからいいけど、お年寄りとか子供連れの方がこんな目に合わされたら大変だろうなあ、と、思いながら特急列車に乗り込みました。

新たにあてがわれた3人がけの真ん中の席の横には、この熱いのにスーツ姿で汗だくになって、キャスターつきのキャリーバックを自分の座っている前に置いている初老の方が座っていました。やれやれ、と、思いましたが、別にこの方には何の罪もないのですよね(笑)。

それで、先ほど駅員に手渡された書類を何気なく眺めてみました。「業務連絡書」となっていて、切符を持っていることは確認できているから、これで改札を通して、という書類のようだったのですが、ある箇所に目が行って、思わず怒髪天を衝いてしまったのでした。つまり、この切符がない原因を・・・




取違い






と書いていたのでした。ちょっと待て、あれはあなたがたの機械の不具合だろ、大勢のお客さんが混乱していたじゃないの、何でこちらが間違ったみたいなことを書いてつらっとしているわけ? こちらが慌てて電車に乗るから気づいたころには、もういないからいいとでも思っているの?

と、猛烈にいろいろと腹が立ってきました。

念のために言うと、私自身は今まで、JR東日本さんには非常によい印象を持っています。弘前駅で指定券を取るとき、駅員さんはいつもとても親切ですし、以前、上野駅で切符を落としてしまったときも、駅員さんはとても心配してくださり、他のお客さんもいて慌しい中、丁寧な対応をしてくださったこともありました。最近の東京出張は、飛行機よりもJRを使うことが多くなっているくらいです。そして、もちろん、人には間違いもありますし、私も間違うこともあります。それを受け入れないほど不寛容ではないつもりなのですが(笑)、それでも、自分達の間違いをごまかそうとする、特に、人が見ていないところで、人のせいにする、というのは、たとえ、他愛もないことといっても、どうしても許せない気分になってしまいます。

とはいうものの、こちらが憤怒で身を焦がしていることには、もうすでに「はやて」は、いわて沼宮内あたりを過ぎていたのですが(笑)。

隣にいた汗だくのおじさんは盛岡で降りてゆきました、と、同時に、今度は3人がけの窓際には、やたら背が高くて香水のにおいをさせたロッカー風のお兄さんが座り、通路側にはやはり暑苦しくスーツを着込んだ、メタボなお兄さんが座りました(笑)。その間で身をちぢ込ませながら、休みにくいやら、腹が立つやらで、ろくに眠ることもできず、新幹線の中で過ごしました。

あまりに腹が立ったので、あとでブログに書いてやる!! と思い、改札で渡す前に忘れずに、証明書を待合室で撮影しました(笑)。