2010年12月25日土曜日

Brian Eno "Small Craft on a Milk Sea"

最近、研究室でのBGMは、ブライアン・イーノのアンビエントが多くなっています。ちょっと前に、何となく気になって、"Music for Airports" を衝動買いしたら、案の定、はまってしまいました。仕事中、何となく音楽は欲しくても、ジャズやボーカル入りのものをかけてしまうと聞き入って気が散ってしまいそうなとき(笑)など、重宝しています。お気に入りは、ハロルド・バッドとの共作の"Plateaux of  Mirror" と、"Pearl"で、たぶん、通の方にとっては、まだまだ甘い、といったところなのでしょうが、これくらいが私にはちょうどよいという感じもします。寒いときにこれらのCDをかけると、さらに寒々しくなってしまうのが、欠点といえば欠点ですが・・・(笑)。

これを機に、アンビエント・ミュージックを少し究めてみるか、と、こんな本 や こんな本 を眺めてみたりもしたのですが(それにしても、出版社がファッション関係メインなので、周りの広告が、私に全然そぐわないですね(笑))、 どうも、クラブとかテクノとか言われてもピンとこないし、チルアウトなんて感じもよくわからないので、どうやら、しばらくの間は、本家のイーノの周囲を少しつついて、気になったものを聴くくらいが関の山みたいです。

このアルバムは、ブライアン・イーノの最新アルバムで、この前、上京したときに渋谷のタワーレコードで購入しました。 今日、年賀状を作成するときにずっとかけていました(笑)。

エコーやリバーブの聞いたドローンが延々と続く、という、いわゆるアンビエントなものだけでなく、激しいリズムが入ったものもあります。コンセプトは、"sound-only movies" なのだそうで、情景や感情を示唆するようなタイトルがついた16 曲(1曲は国内盤だけのボーナストラック)が並んでいます。何かのストーリーになっているのかはよくわかりません。

イーノが形にした、このような音楽もすっかり定着し、もしかしたら、アンビエンド創成期には、目新しかったかもしれない、スタイルの斬新さや、電子音の珍しさ(笑)を感じることなどは、いまではほとんど無くなっていると思うのですが、そんなこととは全く無縁に、これらのトラックのひとつひとつが、音楽として、圧倒的に成立しています。