2011年5月10日火曜日

今年度の行列の講義

今週から1年生の講義も始まりました。昨日は、教育学部で初等整数論を、今日は一般教養で行列の講義をしました。 

行列 の講義のほうでは嬉しい変化がありました。昨年度まで何度かグチっていた、担当のクラスの学部が「人文、教育、医、農」である状態からようやく改善され、医学部医学科の学生は私の担当するクラスに含まれないことになりました、他の理工系と一緒のクラスで聴講する形になったようです。

というと、私が医学科の方々を嫌っているように見えるかもしれませんが、もちろん、そういうことではなく、他の学部生と余りに予備知識が違うため、彼ら、彼女らにとって楽勝科目になってしまうことになり、どうしても、受講生が増殖してしまう傾向があるのが大変だったのです。医学科だけのクラスだったら、それなりに授業の難度を上げれば手ごたえがあるようにはできたのでしょうが、他の学部生もいるので、その方々が対応できなくなってしまいます。医学科の人たちは簡単でつまらないので騒ぐ、他の学部の人たちは分からなくて困惑する、というどっちつかずの状況が続いてしまっていたのでした。

毎年、教員を対象に行われる一般教養関係のアンケートで、対応しようがないので何とかしてください、ということを言い続けていたのですが何の反応もありませんでした。それが、何かのおり、学科の先生との会話でその話になったとき、それならば一般教養の数学関連の科目をとりまとめておられる先生に話をしてみたら、と、教えていただいて、今年度の講義配分の検討が始まるときにお願いしてみたのでした。その先生がご尽力してくださったらしく、ようやく、あまりにも予備知識に開きのある状況を解消することができました。

毎年書いていた教員向けのアンケートは何だったのか、と思わなくもないのですが(笑)

そのため、今年度のシラバスでは、昨年度まで数III、数Cの予備知識を仮定していたのを解除しました。今日、講義に出てみたら、人文学部や農業生命学部の受講者が増えていました(始まって数十分で、何名かは、私が黒板に何かを書いている隙に逃げ出していきましたが・・・(笑))。 様子を見ながら、対応していきたいと思います。

とりあえずは、今までより講義の照準が定まりそうでよかったです。