2012年2月3日金曜日

思い出すことなど

昼過ぎに、ゼミの卒業生の方が、弘前に用事があっていらっしゃたついでに、研究室を訪れてくださいました。 このとき以来、半年ぶりくらいになりますが、卒業して3年にもなるのに、こうしてコンスタントに会いにきてくださるのは、とても嬉しいことです。

昨日以来の豪雪で奥羽本線も止まっていたそうですが、振替輸送のバスは何とか運行していたようで、また、私のほうも、数日前ならば風邪で寝込んでいたところなので、うまく、大学に居合わせたときにいらっしゃれたのは幸運でした。14:00 くらいまではいられるということなので、研究室でしばらく話をしたあと、昼食に大学のレストランに行く途中、卒業生の方の1年先輩の数学科出身で、今、教育学部の事務をされている方がいるので、顔を見せに立ち寄りました。そのとき、その先輩の方いわく、ニシザワセンセイ、凄い笑顔で事務に入ってきましたよ、とのことでした(笑)。普段、事務室には、ぬぼっと現れて、これお願いします、と書類を手渡してそそくさと立ち去るだけなので、エビス顔をしているのが珍しかったらしいです(笑) 単純なもので、嬉しいのがすっかり顔に出ていたのでしょう。

その方も今日は遅番で少ししたら食事に出られるということだったので、またもやうまくタイミングが合って(笑)、3人で昼食をご一緒することができました。近況や、共通の知人の消息など、いろいろと、お話をして、楽しい一時を過ごすことができました。

帰り際、もう一人の同級生の方も交えて集まりたいねえ、という、いつもの話題になり、学校づとめのその方は、年度末はいろいろ忙しいかもしれないけど、年度初めが過ぎて、GW あたりには何とか時間があれば、というような話をしていました。今年こそは、機会があればと思います。

こうして、卒業生の方を送って、研究室で、しばし、感慨に浸ったあと、来週の月曜日にある群論の試験問題を作りました。ということは、今日は試験直前の週末なんだよなあ、と、気づきました。

数年前まで、試験直前の週末というのは、学生さん達にとっても、私にとっても(笑)、戦場、という感じで、2,3時間ごとに入れ替わりで質問にきて、試験範囲の3ヶ月分くらいの講義を、5、6回繰り返すことになり、挙句の果てに、解析や位相など、私の担当ではない科目の質問も加わって(笑)、極端なときは、研究室と科室を行ったり来たりしながら2箇所で教えていたり、23:00 頃に科室での説明を終えて研究室に帰ってきたら、「これから質問に行くので帰らないでください」というメモがあって、本当にそれから学生さんの質問に答えていたり、とか、そんなことをして、0:00 過ぎまで教えているのが当たり前、というような毎日を過ごしていたのでした。

今年は、群論についての質問までゼロ、という、その頃では考えられない状況です。もしかしたら、皆さん、黙って勉強してきちんとした成績をとるのかもしれませんし(でも、たぶん、そうじゃなくて、ほとんどの方は黙って単位を落とすだけなのではないか、という不安は拭えませんが)、取得免許の都合で履修しなければならない単位は変わるので、一概に、今が悪い、とかは言えないのかもしれませんが、それでも、こちらとしては、すっかり拍子抜けした気分にはなっています(笑)

教えることが新鮮で、自分も張り切っていたときに、ああやって勉強する学生さん達に出会ったというのは、私にとっては、よい経験だったと思っています。